肩こりがひどくなると、ただの筋肉のコリだけでなく、吐き気や頭痛といった症状が出ることがあります。
「肩こりが原因で気持ち悪くなるなんて…」と驚くかもしれませんが、実はこれはよくあるケースです。
肩こりが原因で吐き気や頭痛が起こる理由
1. 筋肉の緊張による血流の低下
長時間同じ姿勢で作業をしていると、肩や首の筋肉が緊張して血流が悪くなります。
その結果、脳に酸素や栄養が届きにくくなり、頭痛や吐き気が引き起こされることがあります。
2. 自律神経の乱れ
肩こりの慢性化は自律神経のバランスを崩すことにもつながります。
特にストレスが重なると、胃腸の働きに影響して食欲不振や吐き気などの不調が起こることがあります。
3. 姿勢不良による神経の圧迫
猫背や前傾姿勢が続くと、首から肩にかけての神経を圧迫し、神経性の吐き気や頭の重さを感じることがあります。
症状チェック:こんな時は注意
- パソコン作業の後に気分が悪くなる
- 胃は悪くないのにムカムカする
- 目の奥が重く、頭が締めつけられる
- 吐き気がストレスや疲労で悪化する
自宅でできる肩こり+吐き気対策
1. 姿勢を見直す
モニターの高さや椅子の位置、背中の丸まりを調整するだけでも肩の負担は大きく減らせます。
2. 温めて血流を促す
ホットタオルや入浴で肩や首を温めると、血流が良くなり頭痛や吐き気の軽減
3. 軽いストレッチや体操
強い運動よりも、肩を回す・首をゆっくり倒すといった簡単なストレッチが効果的です。
4. マッサージグッズを活用する
筋肉の深部までアプローチできるマッサージガンや、温めながらほぐせるマッサージクッションが自宅ケアにおすすめです。
私が実際に使ってよかったアイテムはこちらの記事で紹介しています:
グッズを使うときの注意点
マッサージ器を使いすぎたり、痛みが強くなるほど押し当てるのは逆効果です。
1回5〜10分程度、毎日の習慣として使うと効果的です。
まとめ|体調が続くときは病院へ
肩こりが原因の吐き気や頭痛は、生活の工夫や自宅ケアで改善できる場合が多いです。
ただし、症状が続く場合や、めまいやしびれを伴う場合は医療機関へ相談してください。
無理せず、できることから始めて「肩こりと仲良くつき合う」生活を目指しましょう。
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